スピードスケート

＜バンクーバー五輪・スピードスケート：女子団体追い抜き＞◇２７日（日本時間２８日）◇五輪オーバル

　出番なく終わった高木美帆（１５）は、３人の先輩からメダルをかけてもらって喜びを分かち合い、「今取っても、自分の力ではないのでかえって良かったかも。団体を任せてもらえるように力をつけてやろうと思う。メダルは次に取っておきます」と前向きに話した。初めての五輪で１０００メートル３５位、１５００メートル２３位に終わったが、昨年１２月の五輪選考会から約２カ月間、貴重な経験を積んだ。「先輩たちとは五輪にかける思いが全然違う。学んだことを生かせれば」と、３月の世界ジュニア選手権（モスクワ）から経験を力に変えていくつもりだ。

　［2010年3月1日9時13分　紙面から］

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