ショートトラック

　スピードスケート・ショートトラックのバンクーバー五輪日本代表は６日、五輪会場となるパシフィック・コロシアムで、前日５日に続いて２日連続で練習した。前日は風邪気味で練習を休んだ男子エースの藤本貴大が、この日は復調をアピール。２人が競い合いながら滑る実戦形式の練習では、並走するチームメートを難なく抜き去る場面もあった。女子エースの桜井美馬も、同様の練習で男子選手に食い下がるなど、スケート靴のブレード（刃）の調整遅れから立ち直り始めた。日本代表の柏原監督は「今日の各選手のラップタイムは悪くない。これからの練習は追い込むというより、調整がメーンになってくる」と、本番に向けて上昇気配を感じていた。

　［2010年2月7日19時36分］

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