さあ団体 表彰台だ!!
2010年2月22日
<バンクーバー五輪・ジャンプ:ラージヒル>◇20日(日本時間21日)◇ウィスラー五輪公園
葛西くんが入賞の伝統を守ってくれてほっとしている。ただ、1回目に10位前後につけないと、メダル争いには加われない。1回目はアマンに合わせ、練習でもない低いゲート設定。指導者側は、無難に127、128メートル程度でいいと思っていても、やる側は1メートルでもアマンに近づきたいと思う。1回目はそういう状況が、力みとなって失敗につながったのだろう。
残るは団体のみ。表彰台は確保してほしい。団体は飛ぶグループでゲートが違う。低いゲート設定はアンカーぐらい。助走速度が1キロでも上がると、気持ち的にも楽になる。しかも、常に1けた順位で推移していくので、表彰台もぐっと近い感覚があり、モチベーションも上がる。いずれにしろ、日本がメダル候補の一角に位置していることは間違いない。(長野五輪団体金メダリスト、雪印コーチ)
※日記を書く方法はこちらで紹介しています。