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葛西の強みでた試合

2010年1月18日

 葛西は今できるベストのジャンプをした。前日(6位)は力みがあったが、この日はそれがなかった。葛西の強みは、長いシーズンを戦いながら調子を上げられること。W杯から帰国後、状態は上向きで、ベテランらしく、五輪に向けてピークを持っていくだろう。伊東も前日、表彰台に上がり、日本全体の底上げも見られた。

 ただ、好成績を挙げたからといって、楽観はしていられない。今回、個人総合10位以内で来日しているのは、3人だけ。もしフルメンバーが参戦していたなら、葛西の表彰台は正直厳しかっただろう。優勝したアマンのジャンプと比べると、日本勢はまだ世界と差があるのが現実だ。

 ジャンプはちょっとしたきっかけで変わることが可能な競技だ。トップ選手が一部不在とはいえ、この2日間で葛西、伊東が表彰台に乗ったのは事実。こういうことがレベルアップのきっかけになることは多い。本番まで時間は限られているが、好転の兆しはある。(長野五輪金メダリスト、雪印コーチ)


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評論家・原田雅彦
原田雅彦(はらだ・まさひこ)
 1968年(昭43)5月9日、北海道上川町生まれ。東海大四高−雪印。93、97年の世界選手権で金。五輪はアルベールビルから5大会連続で出場。94年リレハンメル大会で団体銀。98年長野大会で団体金、ラージヒルで銅。W杯通算9勝。06年引退。家族は恵子夫人と1男1女。

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