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演技見直し案にNO/浅田真央13

2010年2月12日

 昨年10月、今季のGPシリーズ初戦のフランス杯で金妍児(韓国)に完敗した浅田真央は、その翌週、ロシア杯に臨んだ。日本で行われたジャパンオープン(3地域対抗団体戦)とフランス杯に続いて、1カ月で3大会目。「疲れは大丈夫」と気丈だったが、結果は惨敗だった。

 ショートプログラム(SP)はシニアの国際大会で自己ワーストとなる得点で6位発進。会場裏で泣き続け、目を赤くして姿を見せると「ジャンプが決まらないと始まらない」と、声を震わせた。フリーを終えて総合5位の150・28点は、ともに自己ワースト。シニア5季目で初めてGPファイナル出場を逃した。

浅田真央
09年ロシア杯2日目、リンクを引き上げる浅田。右はタラソワ・コーチ

 とにかくトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)が、決まらない。SPとフリーで計3度トライしたが成功はなし。ロシア杯まで、今季8度挑戦して成功は1度だけ。「意識したくないけど、どうしても力が入ってしまう」。得点源となるはずの大技が、極度のスランプに陥ってしまった。

 フリー演技後には、宿舎でタラソワ・コーチと緊急ミーティング。「真央が希望すれば、新しいプログラムは1日でつくることもできる」と提案された。高難度の構成を見直す案も出た。それでも、浅田は「トリプルアクセルを3発跳ぶ」。金を上回るにはそれしかない。大幅なプログラム修正ではなく、ステップの時間を短縮するなど微調整にとどめ、五輪代表最終選考会となる12月の全日本選手権(大阪)まで約2カ月間、じっくりと国内で調整することにした。(つづく)【高田文太】


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バンクーバー五輪代表の女性アスリートを取り上げた日刊スポーツ紙面連載です。

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