電車、バスでスキー場へ…自転車も乗せちゃおう!
2010年1月21日
1月20日 水曜日 曇りのち晴れ 朝の気温8℃ オリンピック開幕まであと22日!
「街から30分でスキー場へ行ける」はバンクーバーを紹介する時によく使われる文句ですが、「家からスノボー・ブーツを履いて電車やバスでスキー場へ行く」のもバンクーバーらしい光景だなぁと思います。オリンピック期間中もサイプレス・スキー場以外のローカル・スキー場はオープンしているので、スノボーを抱えてバスで山へ向かうスノーボーダーたちを見かけることでしょう。
国が変われば色んな習慣の違いがありますね。
例えばバンクーバーの電車スカイトレインは日刊スポーツの「バンクーバー先乗りレポート」にも説明されているように駅には改札がありません。しめしめと無賃乗車し、駅員や警察官に切符がないのを見つけられたら罰金を払うハメになります。
またバスではお札での支払いは不可で、おつりももらえません。(回数券や定期はあります)お札でも料金が払えたり、SuicaやICOCAなどICカードに慣れた日本人にはちょっと不便ですね。
でも日本にはないサービスもあるのです。
まず、切符は購入から90分間有効なので、短時間の所用でダウンタウンに行く際は1枚の切符で往復できて、ちょっと得した気分です。
そして自転車でスカイトレインやバス、シーバス(船)にも乗れてしまうんです。バスの前部に自転車のキャリアが付いていて、そこに自分の自転車を載せ固定し乗車するだけ。
スカイトレインは平日のラッシュアワーを除いた時間限定ですが、週末には自転車と一緒に乗車しダウンタウンへ向かう人たちもよく見かけます。
バンクーバーは近年、自転車レーンの整備が進み、通勤通学に自転車でという人も増えています。エコ意識の高い今回のオリンピック・パラリンピックの各会場には駐輪場が設けられます。お天気が悪くなければ、自転車で五輪観戦してみようか! と思われる方も多いはず。ただし、バンクーバーは坂の多い街ですから、脚力を磨いて来てくださいね。
あとヘルメットは着用義務です。罰金もありますから、こちらもお忘れなく。
※スカイトレインは混雑が予想されるため、2月8日から3月3日までの期間は終日、自転車は乗車できませんのでご注意ください。
※日記を書く方法はこちらで紹介しています。