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大混戦歓迎Sスケート男子500m

2010年2月16日

 過去最高の大混戦で誰が勝ってもおかしくない状況。日本、韓国が上位に来るのは間違いない。トータル6、7人の勝負で韓国の2人(イ・ガンソク、イ・ギョンヒョク)、長島、加藤、及川、ロブコフ、ポウタラの争いになる。

 ここに来て加藤の調子が日に日にいい。34秒台を2本そろえた昨年10月の全日本距離別以来の好調。落ち着いたスケーティングを心掛ければ爆発力は一番あるし、日本で金メダルに一番近い存在。長島も安定し、大きなミスがなければメダルを取れる。92年アルベールビル五輪(黒岩敏幸=銀、井上純一=銅)以来の複数メダルの可能性もある。

 大混戦は日本にとって大歓迎。外国人が1人抜けていて「金じゃなきゃいいや」という気持ちにならず、1本目で少しミスがあっても集中して2本目を滑れる。それに日本の短距離は清水、堀井がもまれたのを見て育った年代ですから、競り合う状況がいい。(ソルトレークシティー五輪1万メートル4位、日本スケート連盟強化委員)


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評論家・白幡圭史
白幡圭史(しらはた・けいじ)
 1973年(昭和48)10月8日、北海道釧路市生まれ。釧路商高—専大—コクド—釧路市スポーツ振興財団。五輪は92年アルベールビル大会から3大会連続出場。02年ソルトレークシティー大会男子1万メートル4位。02年引退。

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