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速くより強く吉井失速せず/Sスケート女子500m

2010年2月18日

<バンクーバー五輪・スピードスケート:女子500メートル>◇16日(日本時間17日)◇五輪オーバル

 吉井は1000メートルにつながるレースができました。1回目は残りラスト100メートルで、同走の王北星(中国、銅メダル)を追い詰めました。ラスト100メートルで、以前の日本勢は失速することが多かった。他の国から「日本は高速リンクでは強い」と言われることもあったが、吉井は低速リンクで後半伸びていた。速い選手じゃなく、強い選手になってきています。

 対照的に小平は動きが硬かった。パワーを氷に伝えるためには、かがんでいる状態で氷を蹴るのがいいが、体が伸びきった時に蹴っていた。これでは力が抜けてしまう。初の五輪ということで緊張もあったと思います。ただ、レース前の練習を見ていると状態はよかった。1000メートルに期待したいところです。(ソルトレークシティー五輪1万メートル4位、日本スケート連盟強化委員)


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評論家・白幡圭史
白幡圭史(しらはた・けいじ)
 1973年(昭和48)10月8日、北海道釧路市生まれ。釧路商高—専大—コクド—釧路市スポーツ振興財団。五輪は92年アルベールビル大会から3大会連続出場。02年ソルトレークシティー大会男子1万メートル4位。02年引退。

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