エコに配慮…市民のためのスケートリンクが再オープン
2010年1月19日
1月18日 月曜日 雨 強風警報 朝の気温10℃ 五輪開幕まであと24日
今朝はごうごうと唸る風の音で目が覚めてしまいました。突風で我が家の前にある街灯が根元から折れてしまい、消防車も出動する騒ぎに。この強風のためバンクーバーから近隣の島へ向かうフェリーが運航を見合わせ、倒木による道路封鎖や電気バスの運行見合わせが起きたようで、混乱の週始めの月曜日となりました。
3年前、強風でエアドーム式の屋根の一部が破れたBCプレイスも含め、オリンピック関連施設には影響はなかった様子で何よりです。
さて、今日はバンクーバーに再登場した屋外スケートリンクを紹介します。
ダウンタウンの中心部にあるロブソンスクエアは、美術館と裁判所の間にある市民の憩いの場所です。ストリートから見下ろすこの場所に屋外スケートリンクが再オープンし、市民や観光客でいつもにぎわっています。費用面で維持していくのが困難となり、長い間閉鎖されていたのですが、オリンピック・パラリンピックの開催に合わせて改修され、再オープンとなりました。改修費用の一部を負担したゼネラル・エレクトリック社に由来して「GEプラザ」と呼ばれています。
最近のオリンピックはエコ化傾向。バンクーバーでも様々な環境に配慮した取り組みが行われています。GEプラザも既存の施設を改修した1つ。改修で建築資源の節約となったし、LED電球を使用した照明システムや、最新の製氷技術を導入するなど環境に配慮した仕様にアップデートされています。
嬉しいことにこのリンクの滑走料は無料。スケート靴やヘルメットも有料でレンタルできます。買い物帰りや学校が終わって滑りに来た人、デートで楽しむカップルや近所の子供達も楽しそうに滑っていました。しばらくすると製氷タイムとなり、ザンボーニ(整氷車)が登場。アイスホッケーの試合などで見られるザンボーニよりも小さいミニ・ザンボーニは、バンクーバーの近海で見られるシャチ柄も、かわいい感じがします。
オリンピック・パラリンピック期間中は様々なイベントが行われる会場の1つで、日本でもテレビで観る機会があることと思われます。新たな観光スポットして注目の場所です。
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