ついに開幕!バンクーバーは“歩行者天国”に
2010年2月13日
2月12日 金曜日 曇り時々雨 朝の気温7℃
カウントダウンの時計も0日となったバンクーバー冬季オリンピック開会式の日。
夜明け前のカルフォルニア州知事のシュワルツネッガー氏が参加した聖火リレーで見られた熱狂的な群衆にはじまり、今日のダウンタウンは一日、歩行者天国のような人出で、あちこちに行列と人垣が見られました。まるで春休みの週末に東京ディズニーランドにいる様な、ちょっと街が小さくて窮屈に感じられるほどです。
道路の真ん中に出現したスタジオでテレビの中継を見つめる人や、街頭で内外のメディアからインタビューを笑顔で受ける様子を見ていると、開会式を迎えた喜びや期待が伝わってきます。
一家でカナダに移住してきたフィリピン系のご家族は、あまりスポーツとは縁がないとのことですが、オリンピックの感動をこの街で暮らす人たちと共感したいと話しています。CANADAのロゴの入ったジャケットを着て、「カナダ人であることを誇りに思う」「オリンピックの開催を誇りに思う」と答えるバンクーバーの人々。オリンピック開催のもと、他民族の街が一体となってきていると感じられた開会式の日です。
今朝はジャンプのノーマルヒルの中継をテレビで観戦し、その直後にルージュの会場で起こった事故の速報が流れ、言葉では表せないほどの悲しみとショックを受けました。私もグルシアの選手のご冥福を祈ると共に、大会中の競技の安全を祈るばかりです。
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