最悪でもトップと3~5点差以内
2010年2月24日
<バンクーバー五輪:女子フィギュアスケート>
日本代表は3人とも、とてもいい状態に仕上がっています。浅田選手は、SPで見せる3回転半+2回転トーループのコンビネーションを確実に決めていました。ジャンプは回転の感覚もよくなっています。メダルの色を考えると、いかに失敗しないで、加点の取れるジャンプを跳んで、表現力で演技構成点を稼げるかがポイントになります。
最近の五輪では、1位で折り返すことの難しさを感じます。どっちがいいかは別にして、SP終了時に、最悪でもトップと3~5点差以内に収めたいところです。追う立場でも、浅田選手なら勢いに乗ったフリーの演技が見られます。
安藤選手は、トリノ五輪を経験している分、五輪にどう向き合えばいいかをわかっている。リンクに立つだけでも、存在感が違いました。自信があって、落ち着いている。今回、上位にいくなっていう雰囲気を感じます。鈴木選手も調子がいい。今のところ、3人とも五輪ならではの重圧は感じていないようです。金妍児選手は、フリーを通しで滑っていました。3回転+3回転も確実に跳び、不安な要素がないように見えました。(カルガリー五輪代表、プリンスホテル所属)
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